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2011年 07月 19日
センター部分の補修に付いて
Wing Tableを使っている方から
何度も使っているうちに、真ん中のつなぎ目のところが、木が痩せてしまって、
このように「逆への字に凹んできてしまう」という報告を受けました。
センター部分の補修に付いて_a0143960_14341367.jpg

この症状は、試作段階から予想していたのですが、
何分、天然素材のため、経年変化を防ぐのは難しく、なんども繰り返して使っていると、
このように凹んでくることもあります。

この症状を解決する、良い方法をご紹介いたします。
センター部分の補修に付いて_a0143960_14352820.jpg

センターのつなぎ目の所の、接地面に、
センター部分の補修に付いて_a0143960_14464389.jpg

ホームセンターなどにも売っているかと思いますが、このような木口テープと言われている物や、
センター部分の補修に付いて_a0143960_14383216.jpg

フローリング用の補修テープなどを貼っていただくと、水平に近く戻せるかと思います。

まずは適当な大きさにテープを切って、片面だけ、両サイドに貼って設置して、水平を見て、それでもまだ凹んでいるようなら、もう片面も貼ってください。
先ずは片側、両サイドに一枚貼って水平を確認することをお勧めします。

気をつけて欲しいのは、山なりに膨らむようになるよりは、谷形にへこんでいたほうが、安定するし、安全だということです。
貼りすぎて山なりになってしまったときは、一枚テープを剥がして、水平よりも少し凹んでいても、安全な谷なりになるようにしてお使いください。
M字開脚が安定します。


山なりにして使っていると、両足が閉じやすくなり、谷なりよりもずっと不安定で危険が増します。


見た目を美しく補修するには、杢目のテープがいいと思いますが、
もちろん、杢目のテープでなくても構いません。

よろしくお願いします。

by peregrine-f | 2011-07-19 14:50 | maintenance


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